「ヤングケアラー(Young Carer)」とは、
本来ならば大人が担うと
想定されているような
家事や家族の世話、
介護を日常的に行っている
子どものことを指す。
例えば、以下のようなケースです
(厚生労働省のウェブサイトより一部抜粋)。
日本でヤングケアラーが
社会問題化している背景には、
少子高齢化、家庭の経済状況の変化、
子どもの貧困、地域のつながりの希薄化など
様々な要因があり
核家族化が進んだことや、
共働き世帯が増加したことも
家庭内のケアや家事の担い手が減り、
その負担が子どもに及んでいることが
考えられます。
特に小さな頃から
家族の世話や家事を担ってきた
ヤングケアラーは、
それが当たり前だと感じている子が多く
自分に支援が必要だと
気づけない場合があります。
また家族に口止めされていたり、
プライベートな問題であることから
周囲に話したがらない子供もいます。
そのため誰にも相談できないまま
誰にも気づかれないまま、
下記のような問題が起こりうると
考えられています。
このような点から、
まず私たちNPO法人チームネクストでは
ヤングケアラーと考えられる子供が
孤立してしまわないよう
子供らしく過ごせる環境づくりを
お手伝いしたいと考えています。